インディアンサマー

人生の小春日和日記

いい年した大人が思考を整然と言葉にすることができないのはただの怠慢

2014.4.8


最終出勤日になった。昨日(4/7)そういうことに決まった。
一日中残務処理。


他に誰が辞めるだ辞めないだという話を僕は意識して耳に入れないようにしていたのだけど、今日そういう話を一気にドバッと聞かされて憂鬱な気持ちになった。
社内ゴシップと言うか他人にまつわる噂話に通じることの何が楽しいのかよくわからない。限られた脳の容量の大部分をそういう情報で満たしてあの人たちはずっと暮らしていくんだろう。
でも僕はもう関係ない。関係ないのだ。


最後なのにいろいろ仕事が降ってきてふつう以上に労働していたから、各方面に挨拶とかちゃんとするような感じではなかった。
一応机は一通り片付けたけれど、私物は後日制服とかを返しに行くときに撤収することに。
会社を辞める人は何人か見てきたけれど、だいたい最後は偉い人に挨拶して回ったりして午後は半休使って帰るとかそんな感じだったのに、今はたぶん各所でそういう余裕が無いんだろうなと思った。


どうするんだろうこの会社は。これからもう関係なくなるのだけど、関係なくなる実感がまるで湧かない。
僕はひとつの会社をあきらめて、ひとつの業界をあきらめて、ひとつの仕事を続けていくことを殆どあきらめるのだけれど、アルバイト時代から数えると6年間分の経験と愛着の損切りをするのだけれど、そういう実感も湧かない。


直属の上司の人に「お前は最後までクールなんだな」みたいなことを言われたのだけれど、これはクールとか冷静とか感情が無いとかではなくて、単に実感が乏しいだけなのだと思う。
頭と違うところで明日は休日で、明後日はきっと出勤なんだろうという感覚がある。そういえば今の職場に来てから純粋な連休を取れたことが1回しか無かった。


22時に退社。
泣けたとかそういうのは無かった。ただただ疲れた。
今日が疲れたのかそれとも2年と1週間が疲れたのかよくわからない。
最後の日には少し贅沢をして何か美味しいものを食べようと思っていたのだけれど、だいたいどのお店も閉まっている時間だったし、あまり食欲も湧かなくて、自分が何を食べたいのかもわからなかった。


なんとなく天下一品に寄ってラーメンを食べて帰った。美味しかったけど、自分はこれを食べたかったんだろうか。大して食欲もないのに。
いろんな選択肢の先にいろんな人生があるのだけれど、どの選択もみんな正しいのだと思いたい。






2014.4.9


有休消化1日目。


昼まで寝ていた。いろいろと幸先が悪い。
今日は今後のスケジュールを整理する日と決めていたので、今後の事務手続きとか試験とかの日程を整理や確認や問い合わせをしていた。
そもそもそんなこともできてない状態で会社辞めるなよという感じなのだけれど、そのくらい労働で頭がパンクしてるみたいな感じになってしまっていたのだと思う。
いろいろな考えがあると思うのだけれど、実際問題として自分に続けられる仕事じゃ無かったよなと率直に思う。能力の問題で無理だったのだ。
部屋もめちゃくちゃに荒れっぱなしなので、部屋を片付ける日とかも一緒に決めておいた。


その後御茶ノ水に行って、健保からいくつか手続きの用紙を貰ったりして、そのあとついでに楽器屋に行った。
ギターの弦を張り替えるところから無職生活を始める。

叶わずとも夢はるかなりしろかねの弦が張られてまた夏が来る